2023/03/07 17:49

波に初めて乗った時のあのワクワク感を覚えていますか?

STOKED(ストークド)とは、ワクワクドキドキ、エキサイティング!ハッピーの最上級。
このカジュアルな言葉は、サーファーの間で多用されています。

ボディボードブームの時代は、さまざまなスタイルの雑誌が複数存在し、毎号楽しみにしていた方も多かったのではないでしょうか
しかし徐々に数は減ってゆき、震災後、唯一残っていた雑誌が休刊となり、ボディボードを扱うメディアがなくなってしまいました。

想いが始まったのはそれから5年が経過した時でした

SNSの時代、紙媒体はもう古いのかもしれません。でも私だけでしょうか!?
ネットですごいライディングの写真や動画を見ても、数日経つとなぜか記憶から消えてしまうんです。

もう1回見たいと思っても、あれ?どこだっけ?と。

「誰か雑誌を復活させてくれないかなぁ」そんな風にずっと思っていました。
プロボディボーダーの方達と雑談している時、ある人がぼそっといいました。

トレーニングをして努力して、コンテストを回り結果を残しても、私たちを取り上げてくれるメディアがなくて寂しい、と。

それからずっと考えていました。
私はサーフィン業界も出版業界も全くのドシロート。

だけど、パソコンは使える、レイアウトのソフトもかじってる。
そういえば数ヶ月ほど印刷会社でバイトしたことがある。
腕前はともかくとして、一眼レフカメラを持ってる
忘れかけの英語だけど読み書きならかろうじて出来るはず

そんな少しずつを組み合わせて何とかならないものか!?

何よりも私の周りには力を貸してくれるトッププロ、トップアマがいっぱい。

小心者で怖がりの私は、頭に思い描いてから実行に移すまで時間がかかり、紆余曲折もありました。
そのお話はまた今度させていただくとして。

年齢は関係ない!といいますし私もそうは思っていますが、やはり若い頃と比べると新しいことを始めるのには体力と精神力がより必要です

必死に模索する毎日が始まりました。

多くの方に様々なことを教わり、助けていただき、あまりの無知さに、時に失笑されながら(!!!)

おかげさまで2016年6月、創刊号を世に送り出すことができました。



書店に並ぶ大手出版社が出す雑誌の足元にも到底及びませんし、拙い内容ですが、気づけば次号で12回目の発行となります。

そして、大抵驚かれるのですが

営業
企画
撮影(私が撮影できないものをのぞき)
執筆
レイアウト
販売
出荷
その他

一人8役のお一人様編集部です。

さらに生々しい発言をすると、利益は、、、ほぼありません。

広告主様からお預かりした広告料を大切に使わせていただき、さまざまなお支払いを済ませると手元には(ムニャムニャムニャ)

お一人様編集部には理由があります。それは究極の経費削減です(笑)

1号でも長く続けていくために、ご協力いただいた方にお返しができるように、そしてさらにフットワーク軽くあちこちにお邪魔して一人でも多くのボディボーダーを紹介できるように

広告スポンサー様
個人スポンサー様
募集しております。
また、ぜひご紹介くださいませ。

STOKEDブログ
次回は、数回にわたり種子島取材のようすをお届けします。

追記:
実は、発刊までに時間がかかった最大の理由は雑誌の名前を思いつかなかったからです!笑

ある時、ボディボードの仲間がさらっと言った一言「ストークド」とかどう?今あちこちで目にするし、カッコよくない?と
3秒で決まりました。関谷さんアリガトウ!